競艇界を永久追放になった5人の選手について徹底解説します！

Boat Withの五十嵐 秀です。

今回は競艇界を永久追放された選手についてご紹介します。

今日も約1,600名を超える競艇選手たちが熱い闘いを繰り広げています。

そのほとんどは競艇に対して真摯に向き合っている選手です。

しかし、これまでに不祥事を起こした事によって競艇界から永久追放された選手もいました。

何故、そこまで思い処罰を受ける事になったのか気になるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

という事で今回は、競艇界を永久追放された選手をご紹介したいと思います。

永久追放になった理由から現在の状況まで解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

競艇における永久追放とは

まず、永久追放という言葉がどのような意味なのかご紹介します。

永久追放とは「国家や社会的組織などから無期限に追放する」という意味です。

一時的な処罰であれば、決められた期間を過ぎれば復活する事ができます。

ですが、永久追放されてしまうと、どんなに努力しても復帰する事ができなくなるのです。

競艇の世界では正式に「永久追放」という事は発表されません。

強制的に引退勧告がなされたり無期限の活動停止処分が下された場合に、事実上の永久追放とみなされるようになります。

競艇界から永久追放される3つの原因

競艇界から永久追放されてしまうと二度と選手としてレースに出場する事ができなくなります。

それだけ重い処分を受けるという事は、相当な問題を起こした意外考えられません。

そのため、一体どのような原因で競艇界から永久追放されるのか気になるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

という事で、ここでは競艇界から永久追放される3つの原因をご紹介します。

具体的には以下の通り。

• 八百長
• 犯罪行為
• 女性問題

それぞれについて詳しく説明していきます。

八百長

競艇界から永久追放される原因の1つ目は、八百長です。

八百長とは、真剣勝負を装い事前に約束しておいた通りの決着にする手口のこと。

競艇ではもちろん、公営ギャンブルやスポーツ界において禁止されている行為です。

そのため、八百長が発覚した場合、大きなニュースとして報道され世間からは猛バッシングを受ける事となります。

そうなってしまえば競艇のイメージダウンにも繋がるので、八百長をした選手を永久追放するのは必然的な事と言えるでしょう。

犯罪行為

犯罪行為をした場合は、競艇界から永久追放されると言えるでしょう。

当たり前ではありますが、社会において犯罪を犯した場合は罪に問われ会社をクビになります。

競艇も同様で、反社会的な事を行った場合は1発アウト。

逮捕をされた時点で、永久追放が確定すると言っても過言ではないでしょう。

逮捕者が出ると競艇のイメージが一気に悪くなります。

そのため、クリーンな運営を目指して欲しいですね。

女性問題

女性問題が発覚した場合も、永久追放される可能性があります。

選手による女性問題は競艇だけではなく、野球やサッカーなどで度々取り上げられる事が多いです。

その内容によって下される処分の重さは異なりますが、過去にはあまりにも非道徳的な内容であった事から永久追放されたという事例もあります。

実際、競艇においても過去に女性問題がきっかけで引退したという選手もいるので、間違いなく永久追放される大きな理由と言えるのではないでしょうか。

競艇界を永久追放された代表的な選手「彦坂郁夫」

では実際、これまでに競艇界を永久追放された選手は誰なのか。

詳細が気になる方も多いはずです。

という事で、まず始めに競艇界を永久追放された代表的な選手「彦坂郁夫」についてご紹介します。

彦坂郁夫さんは、1941年にデビューした元競艇選手。

歴代最多となる179回の優勝を果たし、最高峰のレースであるSG戦を6度制覇するなど、競艇の歴史に名を刻む活躍をしました。

まさに伝説の選手とも言える彦坂郁夫さんですが、何故競艇界から永久追放される事になったのでしょうか。

彦坂郁夫さんが永久追放になった理由は私物の持ち込み

彦坂郁夫さんが永久追放されるきっかけとなったのが、1988年9月の桐生競艇場で開催されたレースでした。

このレースに出走した彦坂郁夫さんですが、レース後に「私物の部品をレースに持ち込んだ」という理由で1年間の出場停止処分を受けてしまいます。

競艇では私物の部品の持ち込みは整備規定違反とされているので、このような処分が下されました。

1年間レースに出走できなくなってしまった彦坂郁夫さんですが、その直後に突如引退を発表します。

現在でもその真相は語られていませんが、規定違反が原因で協会から強制的に引退勧告をされて事実上の永久追放という説が濃厚なようです。

彦坂郁夫さんの現在は実業家として活躍

事実上の永久追放となってしまった彦坂郁夫さん。

その後は競艇界に戻る事はなく、現在は千葉県内で実業家に転身しているという情報があります。

実業家としての手腕は高く、千葉県内のみならず海外でもビジネスを展開しているとのこと。

競艇選手としての生活は不運な形で終えてしまいましたが、現在は新たなフィールドで活躍しているようなので、その活躍を見守りましょう。

これまでに競艇界を永久追放された5人の競艇選手

競艇界を永久追放された彦坂郁夫さんについて詳しくご紹介しました。

ですが、競艇界には彦坂郁夫さん以外にも永久追放されてしまった選手が存在するのです。

という事で、これまでに競艇界を永久追放された5人の競艇選手をご紹介します。

その5人とは以下の通り。

• 西川昌希選手
• 中村男也選手
• 国光秀雄選手
• 古野智丈選手
• 石田剛大選手

それぞれ様々な理由で永久追放されることとなりました。

詳しく解説するので、ご覧ください。

八百長によって永久追放された西川昌希選手

西川昌希選手は、2009年にデビューした元競艇選手です。

デビューからの数年間は苦しみましたが、2015年のSG初出場を皮切りに一気に飛躍。

同年12月にはG1レースを初制覇するなど、急成長株として活躍が期待されていました。

そんな西川昌希選手ですが、2019年に八百長が発覚。

合計で3,425万円を受け取ったとして警察に逮捕されました。

これが理由で西川昌希選手は競艇選手を引退。

その後も競艇界に関わる事はなく、事実上の永久追放となりました。

整備不良によって永久追放された中村男也選手

中村男也選手は、20年以上前に引退した元競艇選手。

現役時のデータがあまり公開されていないため、そこまで目立った活躍をしていないことが推測されます。

そんな中村男也選手も永久追放されてしまった選手の1人。

整備違反を犯した事によって、競走会から登録抹消されています。

その後、中村男也選手は自分は違反をしていないと裁判を起こしたそうですが結果は敗訴。

2度と競艇界に関わる事が出来なくなってしまいました。

反社との関わりにより永久追放された国光秀雄選手

国光秀雄選手は、1980年代に活躍した元競艇選手。

SGの優勝歴もあり、様々なビッグレースで活躍をしました。

競艇選手として輝かしい実績を持つ国光秀雄選手ですが、1988年に八百長に関与したとして逮捕。

さらに、不正に細工をしたプロペラを持ち込んだという事で、競艇界から永久追放をされています。

逮捕に加え規定違反も重なってしまったので、国光秀雄選手が犯した罪は大きいと言えるでしょう。

女性問題によって永久追放された古野智丈選手

古野智丈選手は、2000年代初頭に頭角を現していた元競艇選手。

通算での優勝歴はなく重賞にも出走したことがないので、実績に関しては乏しいと言えるでしょう。

印象的な活躍が出来なかった古野智丈選手ですが、2003年に突如逮捕。

元交際相手に対して暴力を振るった後に性的暴行を働くという極めて悪質な犯行でした。

これを受けた競走会は、当然のごとく古野智丈選手を永久追放。

それ以降、古野智丈選手が競艇界に関わる事はありませんでした。

器物損壊によって永久追放された石田剛大選手

石田剛大選手は、養成所を首席で卒業し鳴り物入りでデビュー。

デビュー後も毎年着実に成績を上げており、将来を嘱望される選手でした。

まさに期待のホープとも言える石田剛大選手でしたが、2008年に器物損壊の容疑で逮捕。

21歳という若さで現役を引退し、事実上の永久追放となってしまいました。

これからという時期に自分の手で将来を断ち切ってしまうのは非常にもったいないですね。

競艇永久追放まとめ

今回は、競艇界を永久追放された選手についてご紹介してきました。

いかがだったでしょうか。

まとめると以下の通りです。

永久追放されるというのは、それなりに重い罪を犯したという事。

残念ながら、これまで競艇界において永久追放された選手は多数存在します。

そのため、今後は永久追放されるような選手が出ないよう、業界の体質改善や具体的な防止策を講じるなど徹底してほしいですね。

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