競艇で勝てない人に当てはまる6つの特徴！勝てない仕組みを理解して賢く戦おう！

Boat Withの五十嵐 秀です。

今回は競艇で勝てない人の特徴と勝てない仕組みについてご紹介します。

競艇は6艇の中から着順を予想するギャンブル。

最大18頭が走る競馬や最大9名が走る競輪と比較すると、的中させるのは簡単に思えます。

しかし、実際は独自の難しさがあり、そう簡単には勝てないのが現実です。

そこで本記事では競艇で勝てない人の特徴と勝てない仕組みについて解説していきます。

本記事を読み込めば勝てない理由が明確になり、状況を脱却する糸口が掴めるはずなので、ぜひ最後までご覧ください！

競艇の勝てない状況と当たらない状況はイコールではない

まず、競艇で勝てない人が押さえておくべき大前提があります。

それは競艇における「勝てない」と「当たらない」はイコールではないということ。

競艇における勝てないとは「収支がマイナスになること」を指します。

「勝てない」という状況は「当たらない」という状況の更にもう1段階上の悩みと言えるでしょう。

つまりは、勝てない人は収支がプラスになるようなアプローチをする必要があります。

両者は必ず分けて考えるようにしてください！

競艇で勝てない人に当てはまる6つの特徴をご紹介！

競艇で勝てない理由は人それぞれです。

ただ、こと競艇で勝てない人の特徴となると絶対に当てはまるものが6つ存在します！

上記の6つの特徴はどれか1つでも当てはまっていては、競艇で勝てるようになりません。

自身の競艇との付き合い方を照らし合わせて、当てはまらないかを確かめてみてください。

競艇の基礎知識が足りていない

競艇は情報戦。

合理的な予想を組むためにはあらゆる情報収集が必要です。

しかし、その情報が正しくなければ勝つことはできません。

特に競艇初心者は、数レース経験しただけの浅い知識のまま勝負を続けてしまいがち。

これは裸で戦場へ乗り込むようなもので、負け続けてしまうのは当然です。

最低でも以下にピックアップしたような基礎知識は抜かりないようにしてください。

1. インコースが圧倒的有利
2. ボート・モーターには性能差がある
3. 各競艇場でコースレイアウト・水質が違う
4. 選手には実力に準じて階級が付けられている

基礎知識はおろか舟券の買い方すらわからないと言う方は、Boat Withが別記事でまとめているのでそちらから学んでみてください。

勝負する競艇場をコロコロ変えている

競艇場は全国24会場存在しており、それぞれコースレイアウトや水質が異なります。

分かり易い例として、大村競艇と桐生競艇の特徴とコース別勝率をご覧ください。

大村	競艇場	桐生
	コースレイアウト
海水	水質	淡水
63.0%	1コース1着率	53.3%
12.2%	2コース1着率	12.7%
10.3%	3コース1着率	12.4%
9.3%	4コース1着率	12.3%
4.0%	5コース1着率	7.2%
1.2%	6コース1着率	2.1%

※集計期間 ： 2023年12月1日 ～ 2024年11月30日
　画像はクリックすると拡大されます。

両会場では水質もコースレイアウトも大きく異なります。

これが起因してか、1コース勝率には10%もの差が。

「インコースが勝ちやすい」という競艇のセオリーがありますが、両会場ではそのセオリーの通じ易さに大きな差があることは明らかです。

したがって勝負する競艇場をコロコロ変えていては勝率は安定しないと言えるでしょう。

勝つためには各競艇場の特徴を把握した上で、勝負する競艇場を絞るようにしてください。

直前情報を拾えていない

競艇は前日には出走表が発表されるため、オンライン上であれば早い段階で舟券を買うことができます。

ただ、競艇予想において直前情報というのは最重要と言っても過言ではありません。

スタート展示は選手がどのような走りをするかを意思表示する場ですし、雨風は水面状況を大きく変えるため展開を左右します。

そのため直前情報は必ず拾えていなければ、競艇で勝つことはできないと言えるでしょう。

買い目が広すぎる

競艇は3連単であれば120通りであるため、極端な話、全通り買ってしまえば100%的中させることが可能です。

ただ、舟券の購入金額が高いとトリガミとなってしまう可能性が高くなります。

そのため勝つためには買い目はなるべく絞った状態で的中を目指さなくてはなりません。

展開予想をしっかりと立て、期待値の低い買い目を削って買い目を絞るよう努力しましょう。

配当妙味のあるレースで勝負できていない

競艇のレースの選び方は人それぞれ。

「推しの選手が出走するから」「今直ぐに勝負できるのがこのレースだから」など、競艇ファンの数だけあると言ってもいいでしょう。

ただ、上記のような安直な理由でレースを選んでいると配当妙味のないレースで勝負している可能性が高いです。

配当妙味のないレースとは、予想難易度の割に配当が高くないレースのこと。

いくら的中したとしても、このようなレースばかりで勝負していては収支は増えていきません。

勝つためには、配当妙味のあるレース(予想難易度の割に配当が高いレース)で勝負する必要があります。

舟券を購入する前に各買い目の的中時の払戻金額を確認し投資金額を失うリスクと天秤にかけてまで得たい払戻金額となるかを確かめるようにしましょう。

他人の予想を参考にしない

競艇予想は負けが重なると視野が狭くなってくるもの。

普段以上に考えが単調になったり、オカルトのような買い方に走ってしまうこともあります。

このような事態に陥ってもなお、競艇で勝てない人は他人の予想を参考にしないことが非常に多いです。

そのため競艇予想において、他人の予想を参考にすることは視野を広く保つために重要といえます。

昨今はnoteやツイッター・競艇予想サイトなど、様々な媒体で競艇プロの予想を見ることが可能です。

他人の予想を参考にして自身の予想とは何が違うのかを明確にし常に広い視野を持って競艇をするように心がけましょう。

競艇の勝てない仕組みを理解しよう！

競艇で勝てない人の特徴は明確になりました。

ただ、それらの特徴に当てはまっていなかったとしても、簡単に勝てるわけではありません。

これは、予想する人だけに原因があるのではなく競艇という競技そのものが勝てない仕組みになっているから。

勝つためには、大前提として競艇の勝てない仕組みを正しく理解しておく必要があると言えるでしょう。

そこでここからは競艇の勝てない仕組みについて徹底解説！

1. 還元されるのは全体売上の75%のみである
2. 平均配当が3大公営ギャンブルで最も低い
3. 天候という不確定要素に左右されやすい

舟券を買う人であれば把握必須な内容となっているので、必ず押さえておきましょう！

還元されるのは全体売上の75%のみである

競艇における還元率(ペイアウト率)は全体売上の75%のみと言われています。

単純計算で舟券購入者は平均して舟券購入代の75%しか払い戻しを期待できないのです。

競艇の還元率はスポーツくじや宝くじと比較すると高いですが、それでも25%は販売元に吸い取られることには変わりありません。

故に、この還元率75%であることこそが競艇の勝てない最大の仕組みと言えるでしょう。

平均配当が3大公営ギャンブルで最も低い

3大公営ギャンブルにおける的中時に期待できる配当がどの程度かを表す指標として、平均配当というものがあります。

競馬・競艇・競輪の各種3連単の平均配当を比較すると以下の通りです。

天候という不確定要素に左右されやすい

競艇は水面を走る競技であり、天候によってレース状況は大きく変化します。

例えば、雨が降っている場合は、選手はヘルメットについた水滴で視界が悪くなり、仕掛けるタイミング等を図りづらくなるでしょう。

また、強い風が発生している場合は、普段以上に波がたちやすく、最大限の実力を発揮できない選手も多いのです。

天候は完全なる不確定要素であるため、舟券を買う側は対策しようがありません。

そのため、そんな不確定要素に左右されやすいことは競艇で勝てない仕組みの1つと言えるでしょう。

勝てない状況からの脱却！勝っている人の習慣をご紹介！

勝てない状況は脱却したくても、そう簡単にはいきません。

最短で抜け出すためには、実際に競艇で勝っている人の習慣をマネすると良いでしょう。

そこでここからは競艇で勝っている人の習慣をご紹介！

• レース結果を見て反省している
• 負けを取り返す意識が強すぎない

勝てない人が意識できていないポイントがたくさん出てくるので、ぜひ取り入れてみてください！

レース結果を見て反省している

競艇予想は同じミスを繰り返さないためには適度な反省が必要です。

自分が予想した展開・決着になったのかを振り返ることで、競艇予想の力の向上していきます。

これは的中不的中に関係ありません。

競艇で勝っている人たちは、ほとんど毎レース反省を取り入れています。

不的中を反省する場合は「何故予想した展開にならなかったのか」「どのように考えていたら展開を読めていたのか」の2軸で言語化できるところまで反省できると良いでしょう。

面倒と感じる方もいるかも知れませんが、この反省することこそが競艇で勝てない人と勝っている人の大きな差です。

レース結果をみて反省し、次の予想に活かしていきましょう！

負けを取り返す意識が強すぎない

競艇で勝っている人たちは、常に冷静さを失わずに勝負しています。

たとえ不的中が続いたとしても、1度の勝ちで取り返そうとは決して考えません。

これは単に掛け金を多く勝負して負けを取り返そうとしても冷静さを欠いた状態での予想では的中できる可能性が低いからです。

更なる不的中ともなれば、損失額が増えてより勝てない状況に陥るとわかっています。

そのため不的中が続くようなことがあっても「1度で負けを取り返そう」などといった意識を持たないようにしましょう。

競艇で勝てない人は見るべき！勉強になる競艇ユーチューバー3選！

競艇で勝てない人の特徴など、ここまで様々な角度で述べてきました。

ただ、どんなにそれらの特徴を理解していたとしても、基本となる競艇予想の力がなければ話になりません。

そのため、競艇で勝てないような人は、競艇の知識を深める・競艇の勉強をする必要があると言えます。

競艇の勉強として最も手軽なのが、競艇ユーチューバーの動画を観ることです。

そこで最後に勉強になる競艇ユーチューバー3選をご紹介！

1. ボーターズ
2. 岡村仁
3. 超抜モンキー

どのユーチューバーも有益な発信をしているので、ぜひとも参考にしてみてください！

ボーターズ

ボーターズとは「ししまる」と「舟券太郎」、「ぽんにい」の3名が競艇の面白さを発信するチャンネル。

投稿内容は全国各地の競艇場を実際に訪れ、舟券を買う様子を公開するスタイルです。

企画性に飛んだ舟券の買い方などが人気だと言えるでしょう。

そんなボーターズの動画は、毎回何故その買い目を購入したのかを各々が説明する時間があります。

そのため動画内のレースを自身だったらどのように予想するかを考えながら視聴すれば、とても勉強になるでしょう。

1本あたり1時間を超えるような長尺の動画もありますが、気になった方は是非チェックしてみてください。

岡村仁

岡村仁は現役競艇選手として活躍するユーチューバーです。

選手ならではの視点から発信する競艇予想の仕方など、他のユーチューバー知ることのできない情報を発信しています。

特に人気となっている動画が以下の展示航走について解説した動画。

展示の際に選手が考えていることなどについても言及しており、非常に勉強になります。

ただ、2024年09月現在、動画の更新はストップしており、最新の更新は2年前となっています。

選手とユーチューバーの2足の草鞋が難しかったのか、ボートレース協会に動画投稿の停止を命じられたのかは不明ですが、残念です。

ただ、過去の動画は現在でも視聴できるので、気になる方はぜひご覧ください！

超抜モンキー

サムネイルだけでもワクワクするような動画ばかりとなっているので、気になった方はぜひ見てみてください！

競艇で勝てない理由まとめ

今回は競艇で勝てない人の特徴と勝てない仕組みについてご紹介してきました。

まとめると以下の通りです。

• 競艇の「勝てない」と「当たらない」はイコールではない
• 競艇の基礎知識足りていないと勝てない
• 勝負する競艇場をコロコロ変えていると勝てない
• 直前情報を拾えていないと勝てない
• 買い目が広すぎると勝てない
• 配当妙味のあるレースで勝負できていないと勝てない
• 他人の予想を参考にしないと勝てない
• 競艇で還元されるのは全体売上の75%のみである
• 競艇の平均配当が3大公営ギャンブルで最も低い
• 競艇は天候という不確定要素に左右されやすい
• レース結果を見て反省をすべき
• 負けを取り返す意識が強すぎないことが重要

競艇は的中し易さにフォーカスされがちですが、その競技性を正しく理解して、勝つために何をすべきなのかを考えなくてはなりません。

本記事は今後、読者が勝てないという状況に陥った時に、必ず役に立つ内容を掲載しています。

是非ブックマークなどしていただき、定期的に読み返すようにしてみてください！