【競艇のフォーメーション】計算方法・計算アプリ・マークシートの書き方や買い方を解説！

BoatWithの「五十嵐秀」です。

今回は、競艇のフォーメーションについて解説します。

競艇を楽しむためには、競艇に関する基礎的な知識が必須です。

今回は、そんな基礎知識の中の買い方である「フォーメーション」について解説します。

競艇フォーメーションがどのような買い方なのかや点数計算方法を初め、おすすめの買い方までご紹介するので、ぜひ最後まご覧ください。

競艇のフォーメーションは自由度が高い買い方！

競艇のフォーメーションは、1〜3着までの選手を自由に選択しその組み合わせ全てを購入する買い方。

わかりやすく説明するために、架空のレースで使用例を解説します。

圧倒的に実力のある1・2号艇の1着争いが考えられるレース。

その他の艇の実力差はほとんどないため、3着に含めたいのは3〜6艇全てです。

3連単で買うならば「1-2-3」「2-1-3」「1-2-4」「2-1-4」・・・と複数の回目となりますが、これだとかなり面倒なので、フォーメーションを使用。

そうすると、表記は「12-12-全」とシンプルになります。

もし仮に、3着で6艇はこないと考えるならば「12-12-12345」という表記です。

このように、フォーメーションは何着は何名までといった縛りはありません。

3連単・2連単はもちろん、3連複や2連複など複数の券種で使用できる自由度が高い買い方なのです。

競艇フォーメーションの点数計算方法

競艇のフォーメーションの計算方法は「1着に選択した選手数×2着に選択した選手数×3着に選択した選手数−あり得ない出目数」です。

架空のレースで例を挙げて説明します。

本レースで予想するならば、実力ある1号艇が1着・2着には2・3号艇・3着には全艇を選択するのが妥当。

そうなると買い目は「1-23-全」となり、単純に掛け算をすると「1×2×6」となります。

ここで「1-2-1」「1-2-2」のようなあり得ない出目は削除。

その結果「1-2-3」「1-2-4」「1-2-5」「1-2-6」「1-3-2」「1-3-4」「1-3-5」「1-3-6」の合計8点となります。

\フォーメーション点数自動計算はこちら/

競艇のフォーメーション計算はアプリでも可能

あり得ない出目の算出が面倒という方は、点数計算アプリでも可能です。

本アプリにて舟券購入はできませんが、自身が選択する買い目数を自動で算出してくれます。

上記で説明した買い目「1-23-全」を選択した場合は以下の通りです。

このように、自動で計算してくれるアプリは複数あります。

手間なく簡単に点数がわかるので、ぜひ利用してみてください。

競艇のフォーメーションとボックス・流しの違い

競艇のフォーメーション以外にも買い方は複数あります。

代表的なのは以下の2つ。

• ボックス
• 流し

それぞれのフォーメーションとの違いを説明します。

ボックスとの違いは難易度と点数

ボックスは、選択した選手を着順関係なく全通り買う買い方。

3連単1・2・3ボックスは「123-123-123」となります。

有力な選手が複数いて着順まで予想できない時に有効です。

そんなボックスとフォーメーションとの大きな違いは、難易度と点数。

ボックスは着順まで予想することがないので、フォーメーションよりも簡単に買うことが可能です。

ただし、全通り買うことになるので、買い目はフォーメーションよりも多くなります。

競艇のボックス買いについては下記で詳しくまとめていますので、ぜひ合わせてご覧ください。

流しとの違いは自由度

流しは、1〜3着のいずれか・もしくは複数を1名で固定する買い方。

「1-全-全」は「3連単1着流し」と呼ぶことができます。

流しの”固定”をなくしたものがフォーメーションということになるので、フォーメーションは流しの派生系。

そのため、流しはフォーメーションよりも自由度が低い買い方と言えます。

競艇はフォーメーション買いをする人が多い！理由を解説！

競艇以外の競馬・競輪においても、フォーメーションはよく使われます。

特に、競艇はフォーメーションを利用する方が圧倒的に多い競技です。

その理由は以下の2つ。

• 競艇は配当がつきにくく3連単で予想する人が多い
• マークシートでの投票者が減った

それぞれ予想にも役立つポイントなので、必ず目を通しておきましょう。

競艇は配当がつきにくく3連単で予想する人が多い

競艇には「インコース有利」というセオリーがあり、競馬や競輪に比べて予想がしやすい競技です。

ただ、その分3連単の平均配当はかなり低くなります。

当てやすいが稼ぎにくい競艇において人気な券種は3連単。

ただ、ボックスでは点数が多くなりトリガミの可能性が上がりますし、流しで固定してしまうと惜しくも外れてしまう可能性が高まります。

これらのことから、競艇は3連単・フォーメーションを利用するか方が多いということです。

マークシートでの投票者が減った

マークシートでの購入が主流だった時は自身で計算する必要がありましたが、最近ではインターネット投票が主流。

テレボート内で買う際に点数は自動的に出ますし、自動で計算してくれるアプリも出ています。

どちらが効率が良いかと問われればネットやアプリを使うことなので、フォーメーションで買うという行為自体の難易度は低くなったといっても過言ではありません。

また、テレボートで購入している方は、無意識にうちにフォーメーションを使用している方も少なくないのが事実。

マークシートでの投票が減ったことは、フォーメーション買いをする方が多くなった要因と言えます。

競艇のフォーメーションのおすすめの買い方をご紹介！

競艇はフォーメーションで買うのがおすすめですが、有効なパターンを理解していないと無駄な買い目が増える・惜しいところで逃すなど、勿体無いことにつながります。

というこで、ここでは競艇のフォーメーションのおすすめの買い方を4パターンご紹介。

• 3連単フォーメーション「2艇・2艇・4艇」
• 3連単フォーメーション「1艇・2艇・3艇」
• 3連単フォーメーション「2艇・5艇・3艇」
• 3連単フォーメーション「2艇・5艇・3艇」

それぞれの有効なレースも解説するので、ぜひ参考にしてください。

※枠なり侵入の場合で例を挙げています。

3連単フォーメーション「2艇・2艇・4艇」

まずは、1・2着には2艇ずつ選出し、3着は他4艇を選出するという3連単のフォーメーション。

有効なのは、以下のようなレースです。

1. 実力ある選手の侵入がセンターコース
2. 実力がそこそこの選手がインコース
3. 3着は予想できない

1・2着に選出するのは、実力のある1号艇とインコースで有利な2号艇。

他の選手は誰が3着になるかわからないので、他4艇を選出します。

この際の買い目は以下の通り。

• 12-12-3456

こうすることにより、堅い決着を狙いつつ配当もある程度カバーすることができます。

3連単フォーメーション「1艇・2艇・3艇」

続いては、1着は1艇・2着は2艇・3着は3艇と選出する3連単のフォーメーション。

有効なのは以下のようなレースです。

1. 圧倒的な実力を誇る選手が3コース
2. イン・アウトコースの選手の実力差がそこまで開いていない

1着に選出するのは、他艇と比べて実力が圧倒的な1号艇。

2着には、実力はそこそこでありインコースからの進入となるが、1号艇よりは実力が劣っている2・3号艇です。

3着は、実力差がほとんどなく接戦が考えられる4〜6号艇となります。

この際の買い目は以下の通り。

• 1-23-456

1着を1名に絞っているので、買い目を6点まで減らすことが可能です。

3連単フォーメーション「2艇・5艇・3艇」

続いて、1着に3艇、2・3着に5艇ずつ選出する3連単のフォーメーション。

有効なのは以下のようなレースです。

1. 実力差があまりない
2. 堅いか荒れるか予想できない
3. 開催会場のインコース勝率が高い

1着に選出するのは、セオリー的に有利である1・2号艇。

6号艇以外2着になる可能性は十分あるので、2着には1〜5号艇を選出します。

インコースで有利である1・2号艇が3着とは考えにくい。

よって、3着は3〜5艇を選出します。

この際の買い目は以下の通りです。

• 12-12345-345

選手の勝利期待度によって着順毎の選出数を変えているので、無駄な買い目を省くことが可能となります。

競艇のフォーメーションまとめ！

今回は、競艇のフォーメーションについてご紹介してきました。

いかがだったでしょうか。

ポイントをまとめると以下の通りです。

競艇は他の公営競技と比べて稼ぎにくいですが、買い方1つで無駄を減らすことが可能です。

自由度が高いフォーメーションを上手に利用することができれば、これまで以上に収支を安定させることができるでしょう。

ただし、フォーメーションがどういう買い方かを知っているだけではうまくいきません。

普段から「レース選び」「選手の得意不得意」などの基本的な知識も磨くようにしましょう。

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